用語集
用語集
当サイトで使用されている専門用語や、建設に関する用語の説明です。
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アイエスオー 14001〔ISO ―〕
組織の活動、製品・サービスなどにより与える、環境への著しい影響やリスクを低減し、発生を予防するための環境マネジメントシステムの要求事項を規定した国際規格。アイエスオー 9001〔ISO ―〕
製品の品質管理及び品質保証と、顧客満足及び改善を含む組織の管理まで踏み込んだ、品質マネジメントシステムの要求事項を規定した国際規格。アスファルト
石油に含まれる揮発性成分が蒸発して残った黒色の粘着性物質で、人工的な石油精製の際に残留物として得られる。道路舗装や保温・防水などの材料として利用される。(=土れき青)アスファルトシングル
アスファルト系屋根葺き材の一般的名称で、不燃材・準不燃材でないと屋根材に出来ないところが多いので、不燃化されている。アスファルトぼうすい〔―防水〕
アスファルトは熱で溶けると悪臭を発するが、防水の力は古くから認められており、悪臭を出さない熱工法、常温工法を採用して、また、ゴムを混合したアスファルトゴム工法などで防水している。アスファルトごうざい〔―合材〕
アスファルトコンクリートのことで、アスファルト舗装に用いるもの。アスコンやアスファルト混合物ともいう。アスファルトこんごうぶつ〔―混合物〕
アスファルト・骨材(砂・砕石)・フィラーを混合した材料。アスファルトの舗装や基層などに用いる。アスファルトコンクリートともいう。アスファルトにゅうざい〔―乳剤〕
アスファルトを乳化剤と安定剤の水溶液中に微粒子状態で分散させた、褐色の液体のこと。アスファルトフィニッシャ
アスファルト舗装において、アスファルト混合物の舗設仕上げに用いられる機械。混合物を規定の厚さに敷き均し、締め固める作業を連続して行うことが出来る。アスファルトプラント
材料の計量、加熱、混合を一連で行う、アスファルト合材を生産する設備。アスファルトほそう〔―舗装〕
骨材(砂・砕石)をれき青材料で結合して作った表層をもつ舗装のこと。路面の耐久力を増すために、表面をアスファルトで固める。アスベスト
蛇紋石や角閃石が、変質して繊維状になったもの。熱・電気を通しづらく、防火・保温、電気の絶縁などに用いる。人体に害を及ぼすため、使用規制の方向にある。(=石綿)アールシーぞう〔RC造〕
鉄筋コンクリート構造のことをさす。鉄筋とコンクリートの相互の短所を補い合った構造。あんきょ〔暗渠〕
道路、鉄道、堤防などの下に埋設された用水又は排水用水路。いぬばしり〔犬走-〕
塀・建築物・築地塀などと、その外側にある溝や敷石に挟まれた細長い地面のことを指す言葉。インターロッキングブロック
歩道や広場などに用いる、コンクリート製の舗装用ブロックのこと。えきじょうか〔液状化〕
ゆるく堆積し、水で飽和しているゆるい砂質地盤が地震動により、間隙水圧が上昇して砂の粒子間の噛み合わせがはずれ、地盤が液状になり支持力を失うこと。エクステリア
塀・庭・門扉など、建物の外部や周辺域にあるもの。またはそれらのデザインのことをさす。エルディーケー〔LDK〕
居間・食堂・台所に仕切りを置かず、一室となった間取りのこと。リビング・ダイニング・キッチンの略。 - <<か行>>
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かさいほけん〔火災保険〕
火災・落雷・破裂・爆発などにより建物や動産に損害が生じたときに支払われる保険。地震などが原因で発生した火災による損害は地震保険の範疇となり、火災保険の対象外となる。がいこうこうじ〔外構工事〕
住宅外部の門や扉、フェンス、上下水道管等の工事。かそうろばん〔下層路盤〕
舗装の路盤において路床に接する下方の層のこと。下層路盤は、切込砕石・切込砂利・安定処理を施した山砂等、比較的安価な材料を用いることが多い。カッターめじ〔―目地〕
収縮目地の施工方法の一種で、機械の力を利用して、コンクリート版上部の数センチメートルを溝状に切断し、注入目地でシールしたもの。かまば〔―場〕
基礎工事に於ける地下水を集め、揚水(ポンプアップ)する為の水だめ。きそう〔基層〕
上層路盤の上にあり、それを平らに整え、表装に加わる力を均一に伝達する役割をもつ層。きりこみさいせき〔切込砕石〕
原石を砕いたままで、ふるい分けしていない砕石。主に下層路盤の材料に使用される。きょうどうこう〔共同溝〕
電気、電話、ガス、上・下水道等の地下埋設物を、個々に埋設せず、大型の溝に共同して収容する施設。グースアスファルトほそう〔-舗装〕
高温時のアスファルト混合物の流動性を利用して流し込み、一般にローラー転圧を行わない加熱混合式工法。鋼床版舗装や積雪寒冷地の摩耗層等に用いられる。ケーち〔K値〕
道路の平板載荷試験より求められる。地盤係数、支持力係数ともいう。けんちくきじゅんほう〔建築基準法〕
1950(昭和25)年に制定された、国民の生命・健康・財産を保護するため、建築物の敷地・設備・構造・用途について、その最低基準を定める法律。こうろスラグ〔高炉-〕
鉄鉱石を精錬する高炉(溶鉱炉)から銑鉄と同時に排出される非金属生成物のこと。ごがん〔護岸〕
川岸・海岸の堤防などを補強し、洪水や高潮などの水害を防ぐために設けられるもの。コンクリート
セメントに水と砂と砂利などを適当な割合で混ぜ、こねたもの。また、これを固めたもの。土木建築用材として広く用いられる。 - <<さ行>>
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シックハウスしょうこうぐん〔―症候群〕
建材・塗料・家具などから発生する、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物質により、めまい・吐き気・頭痛など様々な症状が引き起こされること。しゅうしゅくめじ〔収縮目地〕
コンクリート舗装版が収縮するときに、コンクリート版に不規則なひび割れができるのを防ぐために用いる目地。じゅうたくきんゆうこうこ〔住宅金融公庫〕
国民に低利かつ長期の住宅の建設・購入資金を供給することを目的とする国の融資機関。1950(昭和25)年の住宅金融公庫法によって設立された。じゅうたくローン〔住宅―〕
住宅・土地の取得や新築・改築のため、住宅を抵当に入れ、銀行や住宅金融会社などが行う資金の貸付け。しゅんせつ〔浚渫〕
河川や港湾などで、水底の土砂や岩石を掘り上げる工事のこと。一般に水面から下の掘削を浚渫という。じょうそうろばん〔上層路盤〕
路盤を2層以上の層で構成するときのその上部の層のこと。上層路盤は、粒度調整砕石・瀝青安定処理・セメント安定処理等の材料を用いる。すてコン〔捨て―〕
基礎の底面を平らにし、構造体の位置を決めるために敷く、50~100mmのコンクリート。構造上は意味がない。せきめん〔石綿〕
蛇紋石や角閃石が、変質して繊維状になったもの。熱・電気を通しづらく、防火・保温、電気の絶縁などに用いる。人体に害を及ぼすため、使用規制の方向にある。(=アスベスト)ぞうえん〔造園〕
庭園や公園を造ること。広義では道路や広場などの土地開発において、美しい景観をつくり出すための一連の行為のことをいう。ぞうせい〔造成〕
土地などに手を加え、すぐ使えるように作りあげること。 - <<た行>>
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たいしんこうぞう〔耐震構造〕
強度の地震にも倒壊せず、耐えられるように設計された建築物の構造。タックコート
舗装する道路の基層表面、または既設道路などの上にアスファルト舗装をする場合に用いる、付着性向上のためのれき青材料。ちゃくしょくほそう〔着色舗装〕
交通安全対策、区分明示、美観などを目的として、路面を各種の色彩で着色した舗装。ちゅうかんそう〔中間層〕
アスファルト舗装において、基層と表層の間にある層のこと。どかたカーブ〔土方―〕
道路の曲線部を現場で設定する際に、ポールや巻き尺を使用して簡易的に設定したもの。とくしゅけんちくぶつ〔特殊建築物〕
学校・病院・劇場・百貨店・遊技場・旅館などの、不特定多数の人が利用する建物のこと。とこぼり〔床掘〕
構造物の基礎部分の掘削のこと。どまコンクリート〔土間―〕
地面に直接作られたコンクリートの床。土間コンともいう。どれきせい〔土れき青〕
石油に含まれる揮発性成分が蒸発して残った黒色の粘着性物質で、人工的な石油精製の際に残留物として得られる。道路舗装や保温・防水などの材料として利用される。(=アスファルト) - <<な行>>
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ならしコンクリート〔均し―〕
構造物の築造に先立って、基盤となる部分を整地した後、本体構造物が精度よく構築できるように敷き均す強度の小さいコンクリートのこと。なんじゃくじばん〔軟弱地盤〕
十分な強度を持たない地盤。沖積平野、沼沢地、山間の谷地などに堆積した軟らかい粘土。ねんきんじゅうたくゆうし〔年金住宅融資〕
国民年金、または厚生年金保険に一定期間以上加入している人が受けられる、住宅資金の融資。ねんせいど〔粘性土〕
粘性のある細粒土。日本統一土質分類法の塑性図上でA線付近またはその上方にプロットされる土。のべつぼ〔延べ坪〕
各階の床を坪単位で表した、建物の延べ面積のこと。のべめんせき〔延べ面積〕
建物各階の床面積を合計したもの。 - <<は行>>
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バリアフリーじゅうたく〔―住宅〕
バリアフリーは「障害のない」という意味。段差や仕切りをなくすなど、車椅子や松葉杖などでも自由に動き回ることができる家。ひょうそう〔表層〕
舗装の最上部の層。一般に密粒度アスファルト混合物が用いられる。プライムコート
路盤と、その上に舗設するアスファルト混合物とのなじみをよくし、また路盤の防水性を高めるため、路盤上に散布するアスファルト乳剤などのこと。フラッシュ アスファルト
舗装における欠陥現象のひとつ。アスファルト混合物の表層やシールコートの路面などで、高温時に過剰なアスファルト分が路面全体に浮き出てくる現象。フローち〔―値〕
アスファルト混合物のマーシャル試験において、供試体に加重を加え、最大荷重を示したときの変形量。ホイールトラッキングしけん〔―試験〕
アスファルト混合物の耐流動性を、室内的に確認するために行う試験のこと。 - <<ま行>>
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マカダムローラ
前1・後2輪の鉄輪ローラ。一般に前輪で操行し、後輪で駆動される。主にアスファルト混合物の初転圧、路盤の仕上げ転圧に使用される。マーシャルしけん〔―試験〕
アスファルト混合物の配合を決定するために行う試験。マーシャル安定度(最大荷重)を測定する。まもうそう〔摩耗層〕
アスファルト舗装の表層の上に、タイヤチェーンなどによる摩耗及びすべりを防止する目的で、厚さ3cm程度の薄いアスファルト混合物の層。めんしんこうほう〔免震構法〕
地震による建物の揺れや破壊を防ぐために、揺れが建物に直接伝わらないように工夫された構法。地盤と建物の間、または建物の中間階に免震装置を設置する。モータグレーダ
路面、地表などを平滑に切削したり、敷き均し整形することを主な目的とした車輪式建設機械。車体中央部に整正用ブレードを備え、軽切削や材料の路上混合、除雪作業にも利用される。モルタル
砂とセメントを水で練ったもので、コンクリートとの違いは砂利や砕石が入っていないこと。 - <<や行>>
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やいた〔矢板〕
状の杭をいい、矢板を連続して打ち込み間隙のない壁面を作り土留めや締切として用いられる。木矢板、コンクリート矢板、鋼矢板などがある。やくえきちゅうにゅうこうほう〔薬液注入工法〕
ヒービングの防止や土圧転減、支持力の増加などのために、地盤または岩盤の間隙や空洞、割れ目などに固結性のある薬液を注入、充填して、地盤や岩盤の強度を増加させ、透水性、透気性を減少させる工法。ヤットコ
杭や矢板の頭端部を、水面または地表面より下に打ち込む場合に、杭や矢板に、継ぎ足して用いる柱状の道具。ゆかめんせき〔床面積〕
建物の各階、またはその一部の、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積。ようへき〔擁壁〕
崖や盛り土工などで、側面の土の崩落を防止するために設けられるコンクリートの壁。よびきょうど〔呼び強度〕
レディミクストコンクリートが、所定の材令まで標準的な養生を行ったときの保証圧縮強度。 - <<ら行>>
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ラベリング試験〔―試験〕
締め固めたアスファルト混合物のすりへり抵抗性を判定するために行う試験のこと。リフォーム
増築・改装・模様替え・住宅設備の取替え、新設などの建築行為をさす。カーペットや壁紙の取替え、外壁の塗り替えなどを行うこと。リフォームローン
住宅のリフォームをする場合に受ける融資のこと。住宅金融公庫などからの公的融資と、民間融資がある。りゅうどちょうせいさいせき〔粒度調整砕石〕
路盤材料として適当な粒度に調整した砕石。主に上層路盤の材料に使用される。ルーフィング
繊維品にアスファルトをしみ込ませたシート状の製品。建物を雨や湿気から守るための防水材で、屋根の下地や地下室に使われる。レーキ
アスファルト舗装で使用される工具。人力で敷き均すときに使用する熊手のようなものと、先端が板状のものがある。れきせい〔歴青〕
二硫化炭素に溶ける炭化水素の混合物。常温で固体、または半固体の有機物。れきせいざいりょう〔歴青材料〕
歴青を主成分とする材料。舗装用石油アスファルト、石油アスファルト乳剤、カットバックアスファルト、舗装タールなどがある。ろしょう〔路床〕
道路の舗装をするとき、その下に設ける厚さ約1mの土の部分。ろばん〔路盤〕
交通荷重を分散させて路床に伝える部分のことで、道路の舗装表面と路床との間に設ける骨材(砂・砕石)の地盤。 - <<わ行>>
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ワイヤーロープ
鋼鉄線を数十本より合わせた子縄を、さらにより合わせてつくったロープ。わだちぼれ〔―掘れ〕
アスファルト舗装において、路面の縦断方向に、車輪が通過する位置に生ずるへこみ。